今週のメッセージ

あなたがたの信仰のとおりになれ

<マタイの福音書9章27〜31節>
(20013年1月6日の日曜礼拝より)
 イエスさまは、いやしにおいて「信仰」をポイントとして語っておられます。幼子のような素直な真っすぐにイエスさまを信じ、期待し、求めていくとき、主の大いなるみわざを見ていくことができます。主を信じ、主のことばを求め、そのことばにある絶対的な権威と力によって、また主に触れるとき、病の人はいやされ、死人が生き返らせていただきました。
 そこには、主を信じ、主の前に進み出て、へりくだって主に求める「信仰」がありました。イエスさまは「あなたの信仰があなたを直したのです」とも「あなたがたの信仰のとおりになれ」とも言っておられます。イエスさまは私たちを愛していてくださり、病をいやし、その痛みや苦しみから解放してくださいます。
 今日の聖書箇所では、イエスさまが通られることを知ったふたりの盲人が「ダビデの子よ。私たちをあわれんでください」と叫びながらついていきました。「ダビデの子」という呼称は、聖書のサムエル記第二7章12〜16節にある「ダビデ契約」において約束されたように、ダビデの子孫によって永遠の王国が確立されるので、それが救い主(メシヤ)を指しています。ですから、イエスさまが大いなるみわざをなしておられることを聞いたこの盲人たちは、イエスさまを救い主として信じて、目が見えない中で、叫びながらついて来たのです。
 ここに彼らの信仰がありました。イエスさまは彼らに「わたしにそんなことができると信じるのか」と聞きました。彼らは「そうです。主よ」とはっきり答えました。これは信仰の告白です。その信仰の告白に対して、イエスさまは彼らの目にさわって、そして、ことばを与えました。「あなたがたの信仰のとおりになれ」と。この事によって、彼らの目があきました。
 イエスさまを信じて求めること、信仰を告白していくこと、そして、イエスさまのことばを受けることは、私たちの歩みにおいて神さまのみわざを見るためにとても重要なことです。イエスさまは、私たちの信仰をとおして、そして、ご自身のことばによって、みわざを現してくださいます。
 神さまのみわざを見るときまで、私たちの信仰は試されます。信じ続け、求め続け、信仰の告白をし続け、神さまのことばを握り続けていきましょう。私たちを愛していてくださる神さまは、私たちの祈りを聞いてくださり、すばらしいみわざを現してくださいます。人の思いも力も超えたいやしや奇跡が現されてきます。たとえ人間的には無理だと思えても、たとえ医学的には治らないと言われても、神さまには不可能はありません。「あなたがたの信仰のとおりになれ」とイエスさまが言われたのです。その信仰のとおりに、神さまのすばらしいみわざを見ていく者でありましょう。

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